Researchers Database

Sato Yukiko

FacultyFaculty Division of Humanities and Social Sciences Research Group of History,Sociology and Geography
PositionAssociate Professor
Last Updated :2024/10/05

researchmap

Profile and Settings

  • Name (Japanese)

    Yukiko
  • Name (Kana)

    Sato

Research Interests

  • 日本彫刻史、中国彫刻史、仏像、仏画、文物交流、毘沙門天、舎利

Research Areas

  • Humanities & social sciences, Art history
  • Humanities & social sciences, Aesthetics and art studies

Research Experience

  • 2015, 2018, :日本学術振興会特別研究員(RPD)

Association Memberships

  • 東岳美術史学会, 9999
  • 仏教芸術学会, 9999
  • 美術史学会, 9999

Media Coverage

  • 法隆寺・救世観音像の8K3Dデータを用いた特別授業の報道, NHK奈良放送局, 「ならナビ」, Jan. 2022, Media report
  • NHK番組「見たことのない文化財〜救世観音〜」, NHK, 「見たことのない文化財〜救世観音〜」, Aug. 2021, Media report

Ⅱ.研究活動実績

Published Papers

  • Not Refereed, 板倉聖哲・高岸輝他編『日本美術のつくられ方』, 青蓮院伝来毘沙門天像に関する一考察, 佐藤有希子, May 2020, In book
  • Not Refereed, 叙説, 奈良女子大学日本アジア言語文化学会, 「融通念仏縁起絵巻」にあらわされた毘沙門天像, 佐藤有希子, type:Article 規定により本文ファイルは発行から6ヶ月後の2020年9月7日に公開。, Mar. 2020, 47, 46, 83, 94, Research institution
  • Not Refereed, 特別展図録『毘沙門天 北方鎮護のカミ』奈良国立博物館, 唐宋時代の毘沙門天像 −王朝の守護神−, 佐藤有希子, Feb. 2020
  • Refereed, 東京大学大学院人文社会系研究科博士学位請求論文, 毘沙門天像の成立と展開 ―唐・宋から平安へ―, Sato Yukiko, Jun. 2014, 1-298
  • Refereed, 敦煌研究, 敦煌吐蕃?期?沙?天王像考察, Sato Yukiko, Apr. 2014, 140, 33-41
  • Refereed, 鹿島美術研究(年報別冊), 美術に関する調査研究の助成報告書 西域の守護神―ホータン・ダマゴウ遺跡トプルクドン一号仏寺址出土毘沙門天画像に関する一考察―, Sato Yukiko, Nov. 2013, 2012年度, 167-180
  • Refereed, Transactions of the International Conference of Eastern Studies, An Examination of the S?tra Pillar at K?itigarbha Temple in K‘un-ming City,Yun-nan Province, Sato Yukiko, Dec. 2010, 55, 85-112
  • Refereed, Journal of the Japan Art History Society, 美術史學會, 京都・清凉寺毘沙門天立像の位置 ―その造形と製作背景について―, Sato Yukiko, コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 雑誌, Mar. 2009, 166, 2, 287-309, 309
  • Not Refereed, 仏教芸術, [表紙解説] 毘沙門天立像 奈良県・法隆寺蔵 金堂安置, 佐藤有希子, Mar. 2024, 12, Scientific journal
  • Not Refereed, アジア仏教美術論集 東アジアⅦ, 聖徳太子と毘沙門天 ー日宋仏教文化との関わりー, 佐藤有希子, Dec. 2023, 175, 210, In book

MISC

  • Aug. 2020, 263, 30, 31
  • Not Refereed, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 奈良 : 奈良女子大学文学部, A consideration of the Asoka Stupa excavated in the ruin of Changgansi(長干寺)in Nanjing, China - with a focus on the iconography and the background history of its creation, Sato Yukiko, Dec. 2018, 15, 1-14, 14
  • Not Refereed, 仏教美術論集 図像学Ⅱ, 京都・浄瑠璃寺四天王像に関する一考察 ―浄土思想との関係を視野にいれて―, Sato Yukiko, May 2014, 3, 302-325
  • Not Refereed, 大興善寺與唐密文化学術研討会論文集, 法門寺地宮門扉天王像及地宮改建年代之考察, Sato Yukiko, Nov. 2011, 3, 69-82, 82
  • Not Refereed, 2010敦煌論壇:吐蕃時期敦煌石窟芸術研究国際研討会論文集, 敦煌の中唐吐蕃期における毘沙門天像, Sato Yukiko, Jul. 2010, (掲載確定), 271-290
  • Not Refereed, 朝日敦煌研究員派遣制度記念誌, 敦煌の毘沙門天像, Sato Yukiko, Mar. 2008, 178-189
  • Aug. 2022, 287, 28, 29
  • Not Refereed, 史学雑誌 / 史学会 編, 東京 : 史学会 ; 1889-, 日本(古代)一〇 二〇二二年の歴史学界 : 回顧と展望, 佐藤有希子, May 2023, 132, 5, 606, 609
  • 鹿島美術財団年報 / 鹿島美術財団 [編], 東京 : 鹿島美術財団, 「 ビジュツ ニ カンスル チョウサ ケンキュウ ノ ジョセイ 」 ケンキュウ ホウコク ; 2012ネンド ジョセイ, 佐藤 有希子, 2012, 30, 167, 180
  • 中国社会科学報, 中唐・吐蕃時期〓沙門天像的一个考察, 佐藤 有希子, 2010, 12

Books etc

Presentations

  • Oral presentation
  • Oral presentation, 07 Nov. 2020, 14 Nov. 2020
  • Sato Yukiko, 仏教美術史学会(韓国), 南京市長干寺址出土阿育王塔の図像的特質と制作背景, Invited oral presentation, Nov. 2018, 韓国・通度寺, True
  • Sato Yukiko, 東京文化財研究所文化財情報資料部研究会, 京都・青蓮院伝来の二体の毘沙門天立像に関する一考察, Public discourse, Oct. 2017, 東京文化財研究所, False
  • Sato Yukiko, 仏教美術研究会, 京都・浄瑠璃寺四天王像について, Sep. 2013, 東京(慶應義塾大学), False
  • Sato Yukiko; 佐藤有希子, 第21回仏教美術史学会, 韓國? 多聞天像? ??? ―中國・日本作品?? 比較? 中心??-, Apr. 2013, 韓国(通度寺聖宝博物館文化センター), True
  • Sato Yukiko, 第10回日本美術史に関する国際大学院生会議(JAWS), 南京市長干寺址出土阿育王塔に関する一考察 ―日宋交流史の視点から―, Aug. 2012, 奈良市(東京芸術大学美術学部附属 古美術研究施設), True
  • Sato Yukiko, 仏教美術研究会, 南京市・長干寺址出土阿育王塔について, Jun. 2012, 東京(慶應義塾大学), False
  • Sato Yukiko; 佐藤有希子, 大興善寺与唐密文化学術研討会, 法門寺地宮門扉天王像及地宮改建年代之考察, Nov. 2011, 中国・陝西省西安市(曲江恵賓苑賓館), True
  • Sato Yukiko, 吐蕃時期敦煌石窟芸術研究国際研討会, 敦煌の中唐吐蕃期における毘沙門天像, Jul. 2010, 敦煌研究院, 中国・甘粛省敦煌市(敦煌研究院), True
  • Sato Yukiko, 第55回国際東方学者会議, 雲南省昆明市・地蔵寺経幢に関する一考察, May 2010, 日本教育会館(東京), True
  • Sato Yukiko, 第61回美術史学会全国大会, 京都・清凉寺毘沙門天像 ―その造形と製作背景における史的位置について―, Jun. 2008, 美術史学会, 東京大学, False
  • 佐藤有希子, 研究討論会「尊像の姿と作用―阿弥陀仏と四天王を例に」, 中世絵巻にあらわされた毘沙門天像, Oral presentation, 05 Dec. 2020
  • 佐藤有希子, 全州国際学会 シルクロードの宗教と芸術 道の上に道を拓く(Jeonju International Forum on The Silk Road, 2020), シルクロードにおける毘沙門天造像と信仰の伝播 —中央アジアから中国・韓半島・日本へ—, Invited oral presentation, 14 Nov. 2020, 07 Nov. 2020, 14 Nov. 2020
  • Yukiko Sato, Pre-Modern Japanese Religion Workshop (PJRW), Bishamonten Imagery: Its  Birth and Development, Invited oral presentation, 05 Feb. 2023, 04 Feb. 2023, 05 Feb. 2023, 2023 二月のポスター.jpg, False
  • 佐藤有希子, 奈良市美術館の仏教美術講座, 奈良女子大学連携事業 奈良市美術館の仏教美術講座 ~西の京〈薬師寺・唐招提寺〉~, Public discourse, 20 Nov. 2022
  • 佐藤有希子, 志賀直哉旧居講座, 毘沙門天像の成立と展開, Public discourse, 19 Sep. 2022
  • 佐藤有希子, 奈良国立博物館夏季連続講座, 天部のかたち 毘沙門天を中心に, Public discourse, 27 Aug. 2022
  • 佐藤有希子, 奈良カトリック幼稚園講演会, 初心者でもわかる仏像のおはなし, Public discourse, 09 Feb. 2024, 09 Feb. 2024, 09 Feb. 2024
  • 佐藤有希子, 日本仏教綜合研究学会大会, 11-12世紀の法隆寺における信仰と美術 −聖霊院聖徳太子像を中心に−, Oral presentation, 17 Dec. 2023, 17 Dec. 2023, 17 Dec. 2023
  • 佐藤有希子, 東岳美術史学会(韓国), 毘沙門天霊験譚と造像に見る超現実 ―史実と伝説のはざま―, Invited oral presentation, 03 Jun. 2023, 03 Jun. 2023, 03 Jun. 2023
  • Invited oral presentation, 03 Jun. 2023, 03 Jun. 2023

Awards

  • Publisher, 34th Kokka Encouragement Prize, 國華社、朝日新聞社, Yukiko Sato, Oct. 2022, 『毘沙門天像の成立と展開』(中央公論美術出版、2022), 國華賞は、明治22(1889年)に岡倉天心らにより生まれた雑誌『國華』の創刊100年を記念して創設され、日本および東洋の美術についての優れた研究に贈られます。過去1年間に刊行された書籍、雑誌・紀要などに掲載された論文、展覧会図録が対象となります。, Japan, 36705155, url;rm:research_project_id;rm:research_project_id;rm:research_project_id

Research Projects

  • Principal investigator
  • 日宋文物交流とその歴史的意義, 0, 0, 0, Competitive research funding, rm:awards;rm:books_etc;rm:presentations;rm:presentations;rm:presentations
  • 特別研究員奨励費, 24 Apr. 2015, 31 Mar. 2019, 15J40082, 毘沙門天像の成立と展開 ―唐・宋・元から平安・鎌倉へ―, 川島 有希子; 佐藤 有希子, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 4030000, 3100000, 930000, 本研究「毘沙門天像の成立と展開―唐・宋・元から平安・鎌倉へ―」は、東アジアの仏教において大変重要視された毘沙門天が、7から14世紀においてどのように信仰され、また関連する美術作品を生み出してきたかという問題について考察するものである。 第三年次は昨年度に引き続き慶派による造像に注目し、鎌倉時代に制作された伝快慶作・毘沙門天像(京都・青蓮院所蔵、以下青蓮院像)を中心に調査研究を行った。29年10月に東京文化財研究所で研究発表を行い、青蓮院に伝来した二体の毘沙門天立像について論じた。ここでいう二体の毘沙門天像とは、現在青蓮院に安置されている青蓮院像、そして個人蔵を経て京都・泉屋博古館に収蔵された博古館像を指す。 青蓮院では、13世紀の初めころ、建永元年(1206)に熾盛光堂、そして承元二年(1208)に大懺法院、という二つのお堂が造営され、そこにそれぞれ毘沙門天像が祀られたと考えられる。青蓮院像、博古館像がそれぞれどちらのお堂に安置されたのか、という問題が近年議論の焦点となっている。上記の問題は、鎌倉時代の神将形彫刻の造形上の展開を考える上で、また同時代の毘沙門天信仰と造像を辿る上で非常に重要である。 発表ではこの問題点等を念頭に置きながら、造形上の特質に関して同時代の神将形像と比較を行った。加えて、青蓮院吉水蔵聖教中の青蓮院毘沙門天像に関する新史料を紹介した。当時青蓮院での供養を担当した慈円(1155~1225)の毘沙門天信仰と造像についても確認し、二体の毘沙門天像の制作背景について考察した。, kaken;rm:awards;rm:presentations;rm:presentations;rm:presentations;rm:presentations
  • 特別研究員奨励費, 2010, 2011, 10J08556, 毘沙門天像の研究―東アジアの作例を中心に―, 佐藤 有希子, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 東京大学, 1400000, 1400000, 1、2011年3月~5月・12月、中国・陳西省考古研究院の訪問学者として西安に滞在し、研究活動を行った。中国滞在中の主な調査先は以下の通り。 陳西省:西安市内、扶風県(法門寺)、彬県(大仏寺)、麟遊県(慈善寺石窟、麟渓橋石窟、九成宮など)、礼泉県(建陵)、成陽市(順陵)、延安市(宝塔区・清涼山石窟、同・吟山寺塔、子長県・鐘山石窟、同・普同塔、富県・宝室寺銅鐘同・開元寺塔、同・富県博物館、同・石泓寺石窟、同・大仏寺石窟、同・柏山寺塔、同・柳園石窟、洛川県・民俗博物館、黄陵・双龍石窟、同・香房石窟)。山西省:大同(雲岡石窟、大同博物館、華厳寺、鹿野苑石窟)。北京:首都博物館、北京大学考古博物館、石刻芸術博物館、天寧寺。河南省:鄭州(商城遺跡、河南省博物館、鄭州博物館)、翠県石窟、復師商城博物館、開封(開封博物館、鉄塔、繁塔)。 2、2011年6月に韓国での作品調査を実施。主な調査先は以下の通り。 慶尚北道:慶州(慶州国立博物館、感恩寺址、文武王陵、遠願寺、東国大学慶州キャンパス博物館、券皇寺)。大邸:慶北大学校博物館、大邸国立博物館。忠清北道:清州(清州国立博物館)、報恩(法住寺)。忠清南道:瑞山(普願寺祉、瑞山摩崖三尊仏)、公州(甲寺)、礼山(報徳寺)。全羅北道:南原(実相寺)、完州(群山市鉢山初等学校)、全州(全州国立博物館)、益山(弥勒寺趾、蓮洞里石造仏坐像)。全羅南道:和順(双峯寺)、求礼(華厳寺、燕谷寺)、長興(宝林寺)、光州(光州国立博物館)、松広寺。ソウル:梨花女子大博物館、国立中央博物館 3、2011年11月に中国・西安の大興善寺与唐密文化学術研討会にて「法門寺地宮門扉天王像及地宮改建年代之考察」と題する口頭発表を中国語で行い、中国語論文を発表。, kaken;rm:awards;rm:presentations;rm:presentations
  • Grant-in-Aid for Research Activity Start-up, 01 Apr. 2019, 31 Mar. 2020, 19K20775, Cultural exchanges between Japan and the Song Dynasty and its historical significance: Focusing on the Zhenzong era(997-1022), SATO Yukiko, Japan Society for the Promotion of Science, Grants-in-Aid for Scientific Research, Nara Women's University, 2990000, 2300000, 690000, This study was focused on Buddhist cultural assets during the 3rd Emperor of the Northern Song Dynasty, the Zhenzong(真宗) period, and was attempted to clarify its historical significance. In 2018, I was invited to a lecture at an international society (the society for the history of Buddhist Art, Korea) and wrote an article on the Asoka Stupa (1011) of Changgansi Temple (長干寺) .In 2019, I wrote a paper entitled "The images of Vaisravana in the Tang-Song Period: a guardian god of dynasties ", which referred to the stupa-shaped reliquary with pearl(真珠舎利宝幢), that was excavated from pagoda of Ruiguangsi Temple(瑞光寺) in Suzhou, Jiangsu.I also referred to the approximation of the statues of the Four Devas drawn in wooden box and Vaisravana (Bishamon-ten) of the Kamakura period, in my article, "A Study of the statue of Bishamon-ten handed down to Shoren-in(青蓮院).", kaken
  • 基盤研究(C), Apr. 2023, Mar. 2026, 23K00175, Principal investigator, 11-12世紀の法隆寺における仏教美術作品の研究 ―日宋仏教文化交流史の観点から―, 佐藤 有希子, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奈良女子大学, 4420000, 3400000, 1020000, kaken;rm:published_papers;rm:published_papers;rm:presentations
  • 基盤研究(B), 01 Apr. 2024, 31 Mar. 2028, 24K00025, 法華経美術の中世的拡張―顕・密・浄土融合の造形と空間, 山本 聡美; 梅沢 恵; 富岡 優子; 鴈野 佳世子; 佐藤 有希子; 阿部 美香; 猪瀬 千尋; 冨島 義幸, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 早稲田大学, 18460000, 14200000, 4260000, kaken

Ⅲ.社会連携活動実績

1.公的団体の委員等(審議会、国家試験委員、他大学評価委員,科研費審査委員等)

  • 01 Sep. 2023
  • Mar. 2022, 9999, Society
  • Apr. 2023, Mar. 2027, Society
  • Jul. 2023, Mar. 2024, Society


Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.