研究者総覧

内田 忠賢UCHIDA Tadayoshiウチダ タダヨシ

所属部署名研究院人文科学系人文社会学領域
職名教授
Last Updated :2024/04/15

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プロフィール情報

  • 内田, ウチダ
  • 忠賢, タダヨシ

学位

  • 文学修士, 京都大学

研究キーワード

  • 人文主義、風景、都市民俗、生活誌、大衆文化、祭り、地域社会、地域文化,レジャーランド

研究分野

  • 人文・社会, 文化人類学、民俗学
  • 人文・社会, 人文地理学
  • 人文・社会, 地域研究
  • 人文・社会, 地理学

経歴

  • 2019年04月, 2021年03月, 奈良女子大学, 附属中等教育学校, 校長
  • 2012年04月, 2017年03月, 奈良女子大学, 学長補佐
  • 2006年04月, 2015年03月, 奈良女子大学, 大学院人間文化研究科, 教授
  • 1994年04月, 2006年03月, お茶の水女子大学, 大学院 人間文化研究科, 助教授
  • 2002年01月, 2003年03月, お茶の水女子大学, 学長補佐
  • 1991年04月, 1994年03月, 高知大学, 教育学部, 助教授
  • 1989年01月, 1991年03月, 京都大学, 教養部, 助手
  • 2015年04月, 9999年, 奈良女子大学, 研究院 人文科学系, 教授
  • 2013年04月, 2018年03月, 奈良女子大学, 教育研究評議員
  • 2012年04月, 2017年03月, 奈良女子大学, 社会連携センター, センター長
  • 2007年04月, 2011年03月, 奈良女子大学, 生涯学習教育研究センター, センター長
  • 1995年04月, 1997年03月, 国際日本文化研究センター, 研究部, 客員助教授

学歴

  • 1984年04月, 1989年12月, 京都大学, 大学院文学研究科, 地理学専攻
  • 1980年04月, 1984年03月, 京都大学, 文学部, 史学科(人文地理学専修)

担当経験のある科目(授業)

  • Tourism and Religion, 奈良女子大学
  • ワークスタイルセミナー, 奈良女子大学
  • 比較地域文化論演習, 奈良女子大学
  • Tradition in Modern Society, 奈良女子大学
  • 比較文化社会学特論A, 奈良女子大学
  • 比較地域文化論, 奈良女子大学
  • 比較社会学特論B, 奈良女子大学
  • 観光文化論特殊研究, 奈良女子大学
  • パサージュ(1B), 奈良女子大学
  • パサージュ(1A), 奈良女子大学
  • 地域コミュニティ学演習Ⅱ, 奈良女子大学
  • 地域コミュニティ学特論Ⅰ, 奈良女子大学
  • 比較文化社会学特論, 奈良女子大学
  • 現代民俗論演習, 奈良女子大学
  • 文化メディア学インターンシップB, 奈良女子大学
  • 環境文化論特殊研究, 奈良女子大学
  • 都市文化論特殊研究, 奈良女子大学
  • 地域コミュニティ学演習Ⅰ, 奈良女子大学
  • 地域コミュニティ学特論Ⅱ, 奈良女子大学
  • 文化メディア学インターンシップA, 奈良女子大学
  • 文化メディア学実習B, 奈良女子大学
  • 文化メディア学講読B, 奈良女子大学
  • 現代民俗論特殊研究, 奈良女子大学
  • 地域コミュニティ特殊研究, 奈良女子大学
  • 都市地理学, 奈良県立大学, 2010年04月, 9999年
  • 地域文化論, 関西大学文学部, 2007年03月, 9999年
  • 地誌, 立命館大学文学部, 2009年04月, 2021年03月
  • 広域システム科学特別講義, 東京大学大学院総合文化研究科, 2018年04月, 2019年03月
  • 地域地理学, 京都大学総合人間学部, 2007年04月, 2014年03月
  • 地理学特別講義, 九州大学大学院文学研究科, 2006年03月, 2007年03月
  • 文化地理学, 明治大学大学院文学研究科, 2003年03月, 2006年03月
  • 映像文化論, 國學院大學文学部, 1999年04月, 2006年03月
  • 現代文化論, 國學院大學文学部, 1999年04月, 2006年03月
  • 地理学特別講義, 名古屋大学大学院文学研究科, 1998年04月, 1999年03月
  • 地理学特別講義, 東北大学大学院理学研究科, 1997年04月, 1998年03月
  • 地理学概論, 高知大学教育学部, 1991年04月, 1994年03月
  • 人文地理学実習Ⅳ, 京都大学教養部, 1989年04月, 1991年03月

所属学協会

  • 日本民俗学会, 1987年03月, 9999年
  • 人文地理学会, 1984年04月, 9999年
  • 日本文化人類学会(旧・日本民族学会), 1996年04月, 9999年
  • 歴史地理学会, 1994年04月, 9999年
  • 京都民俗学会(旧・京都民俗学談話会), 1982年04月, 9999年
  • 現代風俗研究会, 1981年04月, 9999年
  • 日本地理学会, 1981年04月, 9999年

メディア報道

  • 第11回YOSAKOI-SORANブラジル大会, サンパウロ新聞(ブラジル), 2013年07月30日, 新聞・雑誌
  • よさこい全国大会, テレビ高知, 2012年08月12日, テレビ・ラジオ番組
  • よさこい祭り前夜祭, 本人, RKC高知放送, 2012年08月09日, テレビ・ラジオ番組
  • 日系社会ニュース・大耳小耳, ニッケイ新聞(ブラジル), 2012年08月08日, 新聞・雑誌
  • 奈良女子大学 内田忠賢教授 YOSAKOI研究に来伯, 本人以外, ニッケイ新聞(ブラジル), 2012年08月08日, 新聞・雑誌
  • YOSAKOI-SORANブラジル大会, 本人以外, サンパウロ新聞(ブラジル), 2012年07月30日, 新聞・雑誌
  • YOSAKOIソーラン25年(下), 朝日新聞, 2016年06月18日, 24面, 新聞・雑誌
  • YOSAKOIソーラン25年(上), 本人, 朝日新聞, 2016年06月11日, 22面, 新聞・雑誌
  • 取材実習でスキルアップ, 本人以外, 読売新聞, 2013年06月09日, 29面, 新聞・雑誌
  • 歩いた見えた 夏祭り存続 今こそ知恵を, 本人以外, 読売新聞, 2021年08月14日, 現代社会と祭り、コロナの関係を内田が解説, 新聞・雑誌
  • よさこい関連業界 苦悩, 本人, 読売新聞, 2022年08月03日, 新聞・雑誌, 32113909, rm:research_project_id

学術貢献活動

  • 日本民俗学会『日本民俗学』編集, 査読等, 2020年10月, 9999年
  • よさこい祭りに関する審査, その他, よさこい祭り振興会, 1995年08月01日, 9999年
  • 日本民俗学会『日本民俗学』編集, 査読等, 日本民俗学会, 2010年11月, 2015年11月
  • ブラジル「YOSAKOI-SORAN ブラジル大会」審査, その他, YOSAKOI-SORAN ブラジル大会実行委員会, 2012年09月, 2015年09月
  • 日本地理学会『地理学評論』編集, 査読等, 日本地理学会, 1998年04月, 2002年03月

Ⅱ.研究活動実績

論文

  • 査読あり, 日本語, 都市問題, 公益財団法人 後藤・安田記念東京都市研究所, よさこいが生み出すコミュニティ, 内田忠賢, 高知市の地域活性のために始まったよさこい祭りは、札幌に飛び火して、YOSAKOIソーラン祭りに進化した。今では日本各地で大盛況であるばかりでなく、海外にも伝播している。新しい形の祭りとコミュニティの関係を考える。, 2013年09月, 104, 9, 22-25, 25
  • 査読あり, 日本語, 国立歴史民俗博物館研究報告, 都市民俗生活誌の可能性, 内田忠賢, 2003年03月, 103, 349-357
  • 査読あり, 日本語, お茶の水地理, お茶の水地理学会, 東京女高師の地理巡検:1939年の満州旅行(2), 内田忠賢, 2002年07月, 43, 43, 25-32, 32
  • 査読あり, 日本語, お茶の水地理, 東京女高師の地理巡検:1939年の満州旅行(2), 内田忠賢, 2001年06月, 60, 42, 31-36, 131
  • 査読あり, 日本語, 旅の文化研究所研究報告, 祭りの「旅」:「ねぶた」と「よさこい」の遠征・模倣・移植, 内田忠賢; 阿南透ほか, 2000年12月, 9, 41-63
  • 査読あり, 日本語, 現代風俗学研究, レジャーランドの物語:高度経済成長期の船橋ヘルスセンター, 内田忠賢, 2000年03月, 6
  • 査読無し, 日本語, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 地元学・地域学の系譜‐「都市民俗生活誌」の成果から‐, 内田忠賢, 2020年12月, 17, 49, 55
  • 査読無し, その他, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 都市祝祭の現在‐よさこい祭りの競技化‐, 内田忠賢, 2019年12月, 16, 7, 14, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • 査読無し, 日本語, 人文地理学会歴史地理部会共催 学術シンポジウム報告書(佛教大学宗教文化ミュージアム発行), 戦後復興の中で創出された都市祝祭とその後の展開‐よさこい/YOSAKOI系イベント祭り‐, 内田忠賢, 2021年12月, 8, 15, 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
  • 査読無し, その他, 奈良女子大学文学部研究年報, 疫病と民俗(資料紹介), 内田忠賢, 2021年12月, 18, 1, 15, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • その他, 人文地理, 人文地理学会, 古代日本の国見に関する一考察, 内田 忠賢, 1985年, 37, 4, 365, 373, 10.4200/jjhg1948.37.365
  • 日本語, 舞踊學, Japanese Society for Dance Research, 現代日本におけるダンス・フェスティバルの展開:よさこい/YOSAKOI 系祭りを事例に, 内田 忠賢, 2004年, 2004, 27, 47, 49, 10.11235/buyougaku1978.2004.47
  • 査読無し, 日本語, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 奈良女高師の満州旅行に関する覚書‐同時期の東京女高師の満州旅行と比較して‐, 内田忠賢, 2023年03月, 19, 1, 8, 研究論文(学術雑誌)

MISC

  • 日本語, 奈良女子大学文学部教育研究年報, 奈良女子大学文学部, 地元学・地域学の系譜‐「都市民俗生活誌」の成果から‐, 2020年12月31日, 17, 49, 55
  • 査読無し, 日本語, 明日香風, 吉野と大和の国見歌をめぐって, 内田忠賢, 2013年04月, 32, 2(通巻126)
  • 査読無し, 日本語, 金沢大学日中無形文化遺産プロジェクト報告書, よさこい・YOSAKOI系祝祭の普及と増殖, 内田忠賢, 特集「新しい民俗芸能の創出の道」、金沢大学人間社会研究域:発行, 2011年03月, 14, 53-59
  • 査読無し, 日本語, 地図情報, 地図情報センタ-, 絵図・地図で見る奈良の街, 内田忠賢, 2010年08月, 30, 2, 17-20, 20
  • 査読無し, 日本語, シンポジウム「方法論としての民俗地図」, 地理学から見た民俗地図:その可能性, 内田忠賢, 跡見女子大学特別研究助成費受給成果報告書, 2010年07月, 22-25
  • 査読無し, 日本語, 奈良女子大学 地理学・地域環境学研究報告, 「旅する巨人」の京都論:宮本常一は都市を、どう眺めたか?, 内田忠賢, 2010年, 7
  • 査読無し, 日本語, 地域と環境, 「地域と環境」研究会, 高度経済成長期における「娯楽の殿堂」と「昭和の怪物」たち:奈良ドリームランド・船橋ヘルスセンターをめぐって, 内田忠賢, 京都大学大学院人間・環境学研究科, 2009年03月, 8・9合併, 208, 216
  • 査読無し, 日本語, 国文学 解釈と鑑賞 別冊, 旅と場所:田辺聖子『姥ざかり花の旅笠』, 内田忠賢, 別冊特集「田辺聖子:戦後文学への新視角」, 2006年07月, 119-126
  • 査読無し, 日本語, 福武学術文化振興財団年報, 都市民俗生活誌データベース作成のための基礎研究, 内田忠賢, 2001年11月, 平成12年度, 84-96
  • 査読無し, 日本語, 地理, 民俗世界の地理学(連載1-12), 内田忠賢, 2001年, 46,47, 4-12(46巻)、1(47巻)
  • 査読あり, 日本語, 日本民俗学, 書誌紹介:山本志乃『市に立つ‐定期市の民俗誌‐』, 内田忠賢, 2020年08月, 303, 135
  • 査読あり, 日本語, 日本民俗学, 書誌紹介:山本志乃『鮮魚列車‐<カンカン部隊>を追いかけて‐』, 内田忠賢, 2020年08月, 303, 134
  • 査読無し, 日本語, 日本地理学会2020春期学術大会発表要旨集, 戦後復興期の都市祝祭の創出‐高知よさこい祭りを中心に‐, 内田忠賢, 2020年03月
  • 査読あり, その他, 日本民俗学, 書誌紹介:新潟放送(制作・著作)『新潟放送ラジオ朗読番組記念CD イザベラバードが見た明治の新潟』, 内田忠賢, 2019年11月, 300, 246, 247
  • 査読無し, その他, 奈良地理学会報, 巻頭言(会長挨拶), 内田忠賢, 2019年09月, 復刊41, 1
  • 査読あり, その他, 人文地理, 書評:帝国書院編集部編『百年前の地図帳・教科書から読み解く大正時代の日本‐解説書付‐』(守屋荒美雄『復刻教科書 帝国地図 大正9年』、地理教授同志会編『復刻教科書 帝国地理 大正7年』、『解説書』), 内田忠賢, 2017年12月, 71, 4, 438, 439
  • 日本語, 地理, 古今書院, 民俗世界の地理学(9)都市の伝統と現在--よさこい祭りの伝播(後), 内田 忠賢, 2002年01月, 47, 1, 76, 81
  • その他, お茶の水地理, お茶の水地理学会, 『大正・昭和 琉球諸島地形図集成』, 内田 忠賢; Uchida Tadayoshi; うちだ ただよし, 2000年05月20日, 41, 94, 95
  • 日本語, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 奈良女子大学, 地域女性リーダー育成講座 (文学部の活動), 内田 忠賢, 2010年12月31日, 7, 3, 3
  • 日本語, 比較日本学研究センター研究年報, お茶の水女子大学比較日本学研究センター, セッション概要 : キッチュ/キラキラの文化誌, 内田 忠賢; UCHIDA Tadayoshi, 2006年03月28日, 2, 39, 40
  • 査読あり, その他, 人文地理, 戦後復興の中で創出された都市祝祭とその後の展開, 内田忠賢, 2021年04月, 73, 3, 406
  • 査読無し, 日本語, 奈良女子大学 人権問題リブレット, ウポポイ(民族共生象徴空間)開業とアイヌ民族, 内田忠賢, 2021年03月, 35, 37
  • 日本語, 現代風俗 : 現代風俗研究会年報, 国際文化学園, 東京女高師の満州旅行 (物見遊山 : 旅と娯楽の風俗学) -- (旅行へ出かける), 内田 忠賢, 2012年, 33, 43, 60
  • 日本語, 現代風俗 : 現代風俗研究会年報, 国際文化学園, 「娯楽の殿堂」と「昭和の怪物」たち : 高度経済成長期における奈良ドリームランドと船橋ヘルスセンターをめぐって (物見遊山 : 旅と娯楽の風俗学) -- (物見遊山あれこれ), 内田 忠賢, 2012年, 33, 152, 164
  • 日本語, 都市問題, 東京市政調査会, よさこい系イベントがもつ都市祝祭の宿命 (特集 アートで創る都市の魅力), 内田 忠賢, よさこい系イベントはなぜ各地で増殖し盛んに行われているのか。その理由と魅力を体験者の立場から実践的に探究し、よさこいが取り結ぶ新しいかたちの人間関係や創り出される都市の新しい魅力について考える。, 2008年01月, 99, 1, 73, 79
  • 日本語, 國文學 : 解釈と教材の研究, 學燈社, 怪談と場所--不思議空間の大都市・江戸 (特集 怪談) -- (文学之巻), 内田 忠賢, 2007年09月, 52, 11, 56, 63
  • 日本語, 歴史地理学, 歴史地理学会, 地域文化遺産としての歴史的景観--その保存と活用に関する歴史地理学からの提言 (シンポジウム「景観の保存と利用の歴史地理」特集号), 戸祭 由美夫; 内田 忠賢, 2007年01月, 49, 1, 1, 4
  • 日本語, 京都民俗, 京都民俗学談話会, 八木康幸著『民俗村落の空間構造』, 内田 忠賢, 1999年12月, 17, 107, 111
  • 日本語, 日本民俗学, 日本民俗学会, 都市の新しい祭りと民俗学--高知「よさこい祭り」を手掛かりに (小特集 シンポジウム「現代社会と民俗学の実践」), 内田 忠賢, 1999年11月, 220, 33, 42
  • 査読無し, 日本語, 日本民俗学, 研究動向Ⅱの編集にあたって, 内田忠賢, 2022年10月, 312, 1, 4

書籍等出版物

  • 理解しやすい地理B, 文英堂, 内田忠賢, 監修, 2013年03月, 全編監修, 日本語, 査読無し, その他, 9784578242048
  • 物見遊山 旅と娯楽の風俗学, 新宿書房, 内田忠賢; 関戸明子ほ, 編集, 2012年12月, 5-10(はじめに)、43-60、152-164, 日本語, 査読無し, その他, 9784880084367
  • 都市と都市化(都市民俗 基本論文集 第2巻), 岩田書院, 内田忠賢, 2011年03月, 全編編集、解説, 日本語, 査読無し, その他
  • 日本の生活環境文化大事典, 柏書房, 内田忠賢, 分担, 2010年06月, 240-243, 日本語, 査読無し, その他, 9784760138180
  • 民俗文化の探求, 岩田書院, 内田忠賢; 谷口貢; 鈴木明子ほ, 分担, 2010年05月, 29-44, 日本語, 査読無し, その他
  • 私の日本地図 第14巻 京都(宮本常一著作集別集), 未来社, 内田忠賢, その他, 2010年02月, 解説(264-274), 日本語, 査読無し, その他
  • 近畿を知る旅 歴史と風景, ナカニシヤ出版, 内田忠賢; 野間晴雄ほ, 分担, 2010年01月, 120-123, 日本語, 査読無し, その他
  • 東アジアの民衆文化と祝祭空間, 慶応義塾大学出版会, 内田忠賢; 伊藤亜人ほ, 分担, 2009年12月, 67-89, 日本語, 査読無し, その他
  • レジャーの空間 諸相とアプローチ, ナカニシヤ出版, 内田忠賢; 神田孝治ほ, 分担, 2009年10月, 234-243(レジャーランドの近現代), 日本語, 査読無し, その他
  • 都市民俗研究の方法(都市民俗 基本論文集 第1巻), 岩田書院, 内田忠賢ほか, 2009年10月, 全編編集, 日本語, 査読無し, その他
  • 都市の生活(日本の民俗 第10巻), 吉川弘文館, 内田忠賢; 村上忠喜; 鵜飼正樹, 編集, 2009年08月, 1-76、289-290, 日本語, 査読無し, その他
  • 大学的奈良ガイド こだわりの歩き方, 昭和堂, 内田忠賢; 寺岡伸悟ほ, 編集, 2009年04月, 237-249, 日本語, 査読無し, その他
  • 週刊昭和(第11号)昭和30年, 朝日新聞社, 内田忠賢; 永六輔ほか, 分担, 2009年02月, 4-9(高度成長が花開かせた「娯楽の殿堂」), 日本語, 査読無し, その他
  • 地理学概論(地理学基礎シリーズ1), 朝倉書店, 内田忠賢; 上野和彦ほ, 分担, 2007年04月, 101-103(10-2「民俗」), 日本語, 査読無し, その他
  • 現代都市伝承論, 岩田書院, 内田忠賢; 倉石忠彦ほ, 編集, 2005年10月, 123-136、あとがき, 日本語, 査読無し, その他
  • 都市民俗生活誌(全3巻), 明石書店, 内田忠賢; 有末賢ほか, 編集, 2005年06月, 全頁, 日本語, 査読無し, その他
  • 空間の社会地理, 朝倉書店, 内田忠賢; 吉田容子ほか, 分担, 2004年06月, 95-119, 日本語, 査読無し, その他
  • 習志野市史・別編・民俗, 習志野市, 内田忠賢; 倉石忠彦ほ, 分担, 2004年03月, 182-210, 日本語, 査読無し, その他
  • よさこい/YOSAKOI学リーディングス, KAISEI Pub.(Tokyo), 内田忠賢ほ, 編集, 2003年12月, 全頁, 日本語, 査読無し, その他
  • 暮らしの中の民俗学・第2巻・一年, 吉川弘文館, 内田忠賢; 小川直之ほか, 分担, 2003年04月, 152-176, 日本語, 査読無し, その他
  • 農村空間の研究(下), 大明堂, 内田忠賢; 小島泰雄ほ, 分担, 2003年03月, 134-149, 日本語, 査読無し, その他
  • 百名山の自然学(西日本編), 古今書院, 内田忠賢; 小野有五ほ, 分担, 2002年07月, 39,96, 日本語, 査読無し, その他
  • 20世紀の遺跡, 河出書房新社, 内田忠賢; 橋爪紳也ほ, 分担, 2002年02月, 220-33, 日本語, 査読無し, その他
  • 風土記を学ぶ人のために, 世界思想社, 内田忠賢; 荻原千鶴ほ, 分担, 2001年08月, 103-123, 日本語, 査読無し, その他
  • 風景の図像学, 地人書房, 内田忠賢, 監修, 2001年03月, 全頁, 日本語, 査読無し, その他
  • 記憶する民俗社会, 人文書院, 内田忠賢; 梅野光興ほか, 分担, 2000年09月, 56-100, 日本語, 査読無し, その他
  • 祝祭の20世紀, ドメス出版, 内田忠賢; 和崎春日ほ, 分担, 2000年09月, 130-147, 日本語, 査読無し, その他
  • 地図と歴史空間, 大明堂, 内田忠賢; 朧谷寿ほか, 分担, 2000年08月, 349-360, 日本語, 査読無し, その他
  • 風景の事典, 古今書院, 内田忠賢; 千田稔ほか, 編集, 2000年06月, 全頁, 日本語, 査読無し, その他
  • 京都ディープ観光, 翔泳社, 内田忠賢; 井上章一ほ, 分担, 1996年08月, 10-22(歴史空間としての京都神話), 日本語, 査読無し, その他
  • 幽霊の歴史文化学(小山聡子・松本健太郎編), 思文閣出版, 内田忠賢, 大都市江戸の怪異譚‐『耳袋』と『反古のうらがき』から‐, 2019年02月, その他, その他
  • 人文地理学事典, 丸善出版, 内田忠賢, 民俗研究と地理学, 2013年08月, その他, その他
  • 都市民俗の方法(都市民俗基本論文集 第4巻), 岩田書院, 内田忠賢ほか, 2011年10月, その他, その他
  • 土佐の歴史と風土, 行人社, 内田忠賢, 変化しつづける都市祝祭, 2011年10月, その他, その他
  • 身体と心性の民俗(講座 日本の民俗学 第2巻), 内田忠賢, 1999年01月, その他, その他
  • 地図で読み解く奈良, かもがわ出版, 内田; 忠賢ほか; 浅田, 晴久, 第5章 生駒・天理・三輪‐門前町の歴史地理‐, 2022年03月, 159p, 日本語, その他, 9784780312133

講演・口頭発表等

  • 内田忠賢, 国内, 日本民俗学会2021年会, 地元学・地域学の展開, 口頭発表(一般)
  • 内田忠賢, 国内, 日本地理学会2020年秋季学術大会, 地元学・地域学の系譜, ポスター発表, 2020年10月14日, 日本語
  • 内田忠賢, 奈良県立図書情報館 図書館劇場, レジャーランドと「昭和の怪物」たち‐奈良ドリームランド・横浜ドリームランド・船橋ヘルスセンター‐, 2021年04月25日, その他
  • 内田忠賢, 国内, 日本地理学会2020年春期学術大会, 戦後復興期の都市祝祭の創出‐高知よさこい祭りを中心に‐, ポスター発表, 2020年03月28日, その他
  • 内田忠賢, 国内, 奈良女子大学文学部公開講座(オンライン), 廃れ街の誘惑, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 2020年03月20日, その他
  • 内田忠賢, 東京なら学講座, レジャーランドと奈良, 2014年02月16日, その他
  • 内田忠賢, 京都民俗学会2013年会, 現代祝祭のグローカルな伝播に関する比較研究‐よさこいYOSAKOI系イベントとエイサー祭り‐, 2013年12月08日, その他
  • 内田忠賢, 人文地理学会2013年大会, 現代祝祭のグローバルな展開‐YOSAKOI-SORAN ブラジル大会, 2013年11月11日, その他
  • 内田忠賢, 京都民俗学会例会, 都市民俗研究のゆくえ, 2012年05月15日, その他
  • 内田忠賢, 東京なら学講座, 絵図・地図から見る奈良の街, 2012年02月22日, その他
  • 内田,忠賢, 佛教大学宗教文化ミュージアム 学術シンポジウム「都市祝祭」, 戦後復興の中で創出された都市祝祭とその後の展開, 2021年07月18日, その他
  • 内田忠賢, 日本地理学会2023年春季学術大会, 戦時期の高等教育機関による大陸旅行に関する比較研究, 2023年03月25日, その他
  • 内田忠賢, 奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター・レクチャー第2回, 伝統文化と女性‐鈴木正崇『女人禁制の人類学‐相撲・穢れ・ジェンダー』に学ぶ‐, 2023年01月31日, その他
  • 内田忠賢, 奈良町見知ル オープニングトーク, まちのちょっといいところの見つけ方, 2022年11月06日, その他
  • 内田忠賢, 京都民俗学会40周年記念シンポジウム「京都民俗の40年」, 初期京都民俗と京大・近衛ロンド1982~1989, 2022年10月29日, その他
  • 内田忠賢, 現代風俗研究会9月例会, リメンバー「現代遺跡探検隊」、「娯楽の殿堂」フォーエバー, 2022年09月10日, その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 基盤研究C(1), 2011年04月, 2014年03月, 研究代表者, 現代祝祭のグローバルな伝播に関する比較研究, 内田忠賢, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究C(1), 0, 0, 0, 競争的資金
  • 基盤研究(C), 2000年, 2002年, 12610306, 都市民俗生活誌データベース作成のための基礎研究, 内田 忠賢, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), お茶の水女子大学, 2700000, 2700000, 本研究は、日本民俗学、文化人類学、地理学、社会学など都市(社会・文化)研究に資するため、全国規模で「都市民俗生活誌」資料の所在及び書誌的データを調査したものである。科研費助成期間を通じて全都道府県の公立図書館を回り、都市生活を生き生きと描いたモノグラフに関するデータを集収し、分析した。リストアップした作品は、648点。調査時に閲覧し、内容を検討した作品は、その4.5倍に及ぶ。今回はデータベース作成のための書誌的リスト作成が目標であったが、「都市民俗生活誌」資料の可能性や分析方法についても、論文を公刊した。また、関連する図書「都市民俗生活誌(全3巻)も出版した。, kaken
  • 基盤研究(C), 2019年04月, 2023年03月, 19K01204, 研究代表者, 都市祭礼における「祝祭性」の民俗学的研究, 阿南 透; 内田 忠賢; 有本 尚央, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 江戸川大学, 4160000, 3200000, 960000, 令和元年度は、当初の予定通り、南砺市福野の「福野夜高祭」、東京都府中市の「くらやみ祭り」、砺波市の「となみ夜高まつり」、秋田県仙北市角館の「角館の祭り」、北海道札幌市の「YOSAKOIソーラン祭り」、秋田県秋田市の「土崎神明社の曳山まつり」、青森県八戸市の「八戸三社大祭」、青森県青森市の「青森ねぶた祭」、大阪府岸和田市の「岸和田のだんじり」の個別調査を調査を行った。これらの調査を通じて、基礎的なデータを収集することができた。 次に6月29日と10月14日に研究会を開催し、メンバーが調査報告を行い、調査結果を集計し比較した。また研究会にはゲストスピーカーを招き、祝祭性に関する学術的な知見を得た。さらに、山鉾屋台研究会など祭礼をテーマとした研究会に出席し、関連分野の知見を得た。これにより祝祭性をめぐる論点と、次年度以降の課題を明確にした。すなわち、単一の祭礼だけではなく、複数の祭礼が相互に関係するような「祭礼文化圏」的な視点が重要であること、社会学分野では「文化遺産の社会学」や「歴史的環境の社会学」の知見と祭礼研究の比較検討が必要であること、民俗学・文化人類学はもちろんのこと、隣接領域における祭礼研究の理論的蓄積に関する比較研究を進めること、以上3点を次年度の課題として整理することができた。, kaken;rm:media_coverage
  • 基盤研究(C), 2015年04月, 2019年03月, 15K03051, 都市祭礼における「競技化」の民俗学的研究, 阿南 透; 内田 忠賢; 菊田 祥子; 中里 亮平; 谷部 真吾, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 江戸川大学, 4550000, 3500000, 1050000, 本研究では、日本の10の都市祭礼を「競技化」の観点から研究した。競技化には、作品や踊りの出来映えを採点し評価する、採点競技化のタイプと、神輿や山車のぶつかり合いを、場所、時間、規則を定めて行うタイプがあることが明らかになった。一方で、喧嘩祭の異名を取りながらも競技化を志向しない祭礼も存在することから、すべての祭礼が競技化を志向するわけではない。しかし行政や警察との折り合いを付け、暴力に対する社会的批判を克服して祭礼を発展させるためには有効な方法であることが明らかになった。, url;kaken
  • 2010年04月, 2015年03月, 研究分担者, 人文諸科学の科学史的研究, 井上章一、内田忠賢ほか, 国際日本文化研究センター, 共同研究, 国際日本文化研究センター
  • 共同研究, 2002年03月, 2004年03月, 研究代表者, 東アジアとその周辺地域における伝統的地理思考の近代地理学の導入による変容過程, 千田稔、内田忠賢ほか, 国際日本文化研究センター, 共同研究, 国際日本文化研究センター
  • 共同研究, 1996年04月, 1998年03月, 研究分担者, 妖怪に関する総合的研究, 小松和彦、内田忠賢ほか, 国際日本文化研究センター, 共同研究, 国際日本文化研究センター
  • 基盤研究C(1), 1993年04月, 1997年03月, 研究代表者, 都市における怪異空間の歴史地理学的研究, 内田忠賢, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究C(1), 高知大学・お茶の水女子大学
  • 基盤研究(C), 2007年, 2008年, 19520675, 奈良盆地およびその周辺域の景観と環境の保全に関する基礎的研究, 松本 博之; 戸祭 由美夫; 相馬 秀廣; 内田 忠賢; 高田 将志; 吉田 容子; 帯谷 博明, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奈良女子大学, 4160000, 3200000, 960000, 本研究では,奈良盆地とその周辺域における景観・環境保全の実態と変遷過程について、特に第二次世界大戦後を中心に検討した。奈良盆地とその周縁部では、高度成長期以降の1980年代末まで里山的な林地や、水田を中心とする耕地の減少が目立った。1980 年代前半は、既存市街地に近い地域の減少が中心であったが、1980 年代後半には、それが周縁部に広がり、耕地というよりは林地の減少が目立つようになり、1990 年代に入ると、林地や耕地の減少は、かなり鈍化した。このような変化と軌を一にして、地域住民とため池や河川・水路などの水辺空間や、その他の文化的景観との関係性も大きな変容を遂げてきたことが明らかとなった。, kaken
  • 基盤研究(B), 2006年, 2008年, 18320136, グローバル化時代における公共空間と場所アイデンティティの再編に関する研究, 高木 彰彦; 遠城 明雄; 荒山 正彦; 島津 俊之; 中島 弘二; 山野 正彦; 源 昌久; 山本 健兒; 熊谷 圭知; 水内 俊雄; 内田 忠賢; 堤 研二; 山崎 孝史; 大城 直樹; 福田 珠己; 今里 悟之; 加藤 政洋; 神田 孝治; 野澤 秀樹; 森 正人; 柴田 陽一; 山野 正彦; 源 昌久; 山本 健児; 熊谷 圭知; 水内 俊雄; 久武 哲也, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 九州大学, 17730000, 15000000, 2730000, 公共空間と場所アイデンティティの再編について、地理思想史、理論的研究、経験的研究の観点から検討を行った。研究成果として、『空間・社会・地理思想』10(2006)、『空間・社会・地理思想』11(2007)、『空間・社会・地理思想』12(2008)を毎年刊行したほか、英文報告書として『Reorganization of public spaces and identity of place in the time of globalization : Japanese contribution to the history of geographical thought(10)』(2009)を刊行した。, kaken
  • 基盤研究(B), 2004年, 2006年, 16320113, 奈良盆地における景観の再評価に関する基礎的研究, 松本 博之; 戸祭 由美夫; 相馬 秀廣; 出田 和久; 内田 忠賢; 高田 将志; 吉田 容子, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奈良女子大学, 7400000, 7400000, 奈良盆地における景観の再評価をめざし、自然景観や人文景観の個別事象ごとの特徴を通時的に明らかにするために、時代間の比較や発達してきな検討を加え、成果の取りまとめを行った。具体的な検討については以下の通りである。 高田は、奈良盆地東縁を限る活断層を取り上げ、その地形的景観に見られる特徴や、活断層の認定にかかわる崖の形成過程に関して、基礎的な視点からまとめた。また、奈良盆地西部の馬見丘陵に位置する旧石器〜縄文の遺跡である馬見二ノ谷遺跡の発掘調査に関連して、遺跡立地と遺跡に関わる古環境について、景観を含めた広い視野から検討を加えた。相馬は、人工衛星画像を用いて、空中写真に比べて,はるかに小規模なスケールから、奈良盆地全体および周辺域の景観を三次元的に再構成し、斜め上空から検討し、従来から指摘されていた点に加えて、明日香地域が吉野川と初瀬川をつなぐ南西-北東方向の構造谷のほぼ中央に位置することなども明らかにした。 出田は奈良盆地における古代の代表的な人文景観を検討する。すなわち、計画道路である上ツ道・中ツ道・下ツ道・横大路などから盆地周囲の山や河川といった自然景観が当時の人びとにどのように捉えられていたのかを『万葉集』を手がかりとして、路上からの三次元映像を再構成し、検討を加える。 戸祭は近世の奈良盆地における代表的な人文景観であった天理市柳本陣屋とその周辺地域に焦点をあて、戦後の土地利用の変遷と比較考察し、近世の地割が現在も生きていることを確認する。また、吉田は第二次大戦後、朝鮮戦争の最中において、奈良市内に出現した「奈良RRセンター(Rest and Recuperation Center アメリカ兵の休息レクレーションセンター)」に焦点を当て、「大和タイムス」の記事を資料として復元研究し、景観研究の可能性を広げている。 松本は、奈良女子大学生の空間的な日常生活を素材として、学生たちの捉える「奈良」の景観や場所へのまなざしおよび感覚世界にあらわれる奈良の景観(環境)を浮かび上がらせる新たな試みを行っている。帯谷は明日香村を事例として目下の焦眉の問題である歴史的環境(景観)の保全に関わる地域住民の意識と生活実態を探っている。上記のほかにも、関連するいくつかの成果を含め、最終報告書を作成した。, kaken
  • 基盤研究(C), 2003年, 2005年, 15520495, 都市祝祭の伝播に関する文化地理学的研究:「よさこい祭り」の伝播の解明, 内田 忠賢, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, お茶の水女子大学, 1500000, 1500000, 全国各地に伝播した「よさこい祭り」について、調査・研究した。本研究の特色は次の4点。 1)現代の社会現象を代表する対象だが、先行研究が少なく、先駆的、独創的と自負する。 2)巨視的な調査と微視的な調査を組み合わせ、個人に踏み込んだ新しい地理学を目論む。 3)助成期間(3年間)、参与観察に徹し、内部者しか体験できない過程を調べられた。 4)学術論文、学会発表だけでなく、マスコミ報道でも、研究成果の一部を公表できた。 高知起源(1954年開始)の「よさこい祭り」は、90年代以降、札幌「YOSAKOIソーラン祭り」の影響で、各地に伝播した。独自性と地域性を上手く出せ、比較的安上がりなイベントだからである。鳴子踊りと民謡の組合せが基本だが、振付、音楽、衣装等が自由であるため、全国600カ所以上に伝播した。本研究では、全国で関連資料を収集し、現地調査を行った。特に千葉県内での伝播に着目した。県内のチームに参加、遠征や祭りの企画・運営に関わった。千葉県では、全国大会も始められた。ともかく、伝播のメカニズムとして、次の3点を指摘できる。 1)応用が利く「よさこい祭り」は各地で受容されたが、常に、イノベータが存在する。 2)インターネットを含む現代的なネットワークと都市的な人間関係が核心にある。 3)商工会とNPO、匿名性を帯びる個人が、絶妙のバランスで組合わされる。, kaken
  • 基盤研究(A), 2002年, 2004年, 14208007, 「外邦図」の基礎的研究:その集成および地域環境資料としての評価をめざして, 小林 茂; 石原 潤; 田村 俊和; 久武 哲也; 村山 良之; 内田 忠賢; 栗原 尚子; 源 昌久, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 大阪大学, 31590000, 24300000, 7290000, 1.国内の資料整備 (1)京都大学文学研究科地理学教室蔵の外邦図目録(タイトル『京都大学総合博物館収蔵外邦図目録』)を刊行し、関係機関、関係者に配布した。 (2)お茶の水女子大学蔵の外邦図目録の作製をほぼ完了した。 (3)東北大学理学研究科地理学教室蔵の外邦図のデジタル化について検討をかさね、データベース科研への申請を決定し、すでに申請書を提出した(タイトル「外邦図デジタルアーカイブ」)。 (4)元大本営参謀、渡辺正氏が所蔵する終戦前後の陸軍参謀本部ならびに陸地測量部さらに内務省地理調査所に関連する資料を調査研究し、解説付き資料集として刊行した(タイトル『終戦前後の参謀本部と陸地測量部:渡辺正氏所蔵資料集』)。 2.国内の資料調査 (1)外務省外交史料館、東洋文庫、防衛庁防衛研究所で資料調査をおこなった。 (2)甲府市在住の古屋俊助氏宅で特務機関在任中の同氏の回顧談をうかがうと同時に、同氏蔵の兵要地誌の寄贈を受けた。 3.研究会の開催 (1)2004年6月19日〜20日、お茶の水女子大文教育学部で第5回研究会を開催した。発表者は塚田建次郎・富澤章、長澤良太・今里悟之・渡辺理絵、宮澤仁・村山良之、清水靖夫、西村紀三郎、牛越国昭の各氏であった。 (3)2004年11月27日〜28日、日本地図センターで第5回研究会を開催した。発表者は砂村継夫、清水靖夫、佐藤久、小林茂・渡辺理絵・鳴海邦匡、鈴木純子の各氏であった。 4.シンポジウムの開催 日本地理学会2004年度秋季大会(広島大学)で「外邦図の基礎的研究:旧日本軍が作製したアジア太平洋地域の地図の活用をめざして」と題するシンポジウムを開催し、9発表3コメントおよび討論をおこなった。 5.ニューズレターの刊行 本研究参加者以外の方々や外邦図所蔵機関にむけて『外邦図研究ニューズレター』3号を刊行した。, kaken
  • 基盤研究(C), 2000年, 2002年, 12610314, 観光・まちづくり・文化財と都市祭礼-都市祭礼の戦後史, 阿南 透; 内田 忠賢, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 江戸川大学, 3500000, 3500000, 日本における都市祭礼研究は、都市人類学、都市民俗学、社会学などの分野で盛んに行われているが、その多くは個別の事例研究であり、祭礼同士の比較研究はほとんど行われていないのが現状である。 そこで本研究は、単独の祭礼の変化を社会史的に分析することから出発するが、比較を通じて、国の施策の変化、観光化や地域おこし運動、文化財指定とその影響などに考慮し、さらには日本全体の社会変動と祭礼との関係を明らかにすることを目的とした。その際に、都市祭礼の変容を「観光」「地域活性化」「文化財」という3つの観点に特に着目して、変動要因を明らかにすることを心がけて研究を行った。 具体的な調査対象としては、青森ねぶた祭、仙台七夕まつり、みなとの祭(神戸)、八雲山車行列、よさこい祭り、YOSAKOIソーラン祭りを中心に、その影響を受けた都市祭礼を取り上げた。この結果得られた知見は以下の通りである。 1.都市祭礼が戦後早い段階から観光資源として用いられている。2.いったん観光資源になると、観覧席の設置、コース変更、日程変更など、観光客を前提に祭礼の細部に変化が起きる。3.祭礼の遠征やセット化が容易に起きる。4.地域活性化の手段として祭礼が用いられるのは比較的新しい現象であるが、短期的には成功を収めるものの、それが長続きするとは限らない。5.祭礼が文化財に指定された場合、それが観光資源化につながる側面と、一方で祭礼の観光利用を妨げる側面がある。 なお、本研究の続編として、平成16年度から3年間の予定で、戦前の都市祭礼を対象とした科学研究費補助金を得ることができた。今後は2つの成果を合わせて発表していく予定である。, kaken
  • 基盤研究(A), 1999年, 2001年, 11301010, 日本における怪異・怪談及び妖怪文化に関する総合的研究, 小松 和彦; 板橋 作美; 常光 徹; 小馬 徹; 徳田 和夫; 關 一敏; 内田 忠賢; 高田 衛, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 国際日本文化研究センター, 18830000, 17300000, 1530000, 三年計画の研究は以下の四つのテーマに従って展開され、成果がまとめられた。(1)怪談・妖怪関係資料の収集及び民俗調査:全国各地(青森・東京・福島・千葉・石川・富山・新潟・愛知・京都・香川・愛媛・高知・福岡・長崎・沖縄等)でおこない、報告書(冊子体)に各分担者が三年間の調査・研究をまとめた。(2)怪異伝承データベース構築のための事例収業とカード化:民俗学関係雑誌さらには近世の随筆から妖怪・怪異関連の記事を抜き出し、情報カードの作成を行なった。作成した情報カードの件数は13,364件にのぼり、それらの書誌情報のコンピュータ入力を終了した。一般公開をみこした怪異伝承データベースの利用方法についての議論は今後の課題であるが、民俗学における妖怪・怪異研究の動向把握など現時点でも幅広い活用が期待できる。(3)怪異・妖怪研究の研究動向調査:網羅的な文献リストを作成した。また追加で妖怪・怪異研究に従事している外国人研究者のリストを調査可能な限りにおいて作成した。今回の調査で、日本の妖怪・怪異は近年関心を集め続けてきたことがわかった。.今後予定しているインターネットを通じた怪異伝承データベースの公開は国際的に価値の高い情報発信となることが予想される。(4)一般公開:本研究の成果の一部は、国立歴史民俗博物館の企画展「異界万華鏡」に生かされた。またSCS討論会「異界ルネッサンス」を催した。これは国際日本文化研究センターと国立歴史民俗博物館の間で衛星中継による公開テレビ討諭会である。いずれも一般入場者からの高い関心を得た。, kaken
  • 一般研究(B), 1989年, 1989年, 01450108, 都市・周辺空間の関係変化に対する歴史地理学的研究, 青木 伸好; 内田 忠賢; 応地 利明; 山田 誠; 金田 章裕; 足利 健亮, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 京都大学, 3600000, 3600000, 本研究は都市・周辺空間を各時代に分けて分析を行うと同時に、外国との比較研究をも行った。都市と周辺空間の関係は、各時代の特色がよく出ると同時に、地域・国家の特色及びその発展段階の違いが大きく関わることが判明した。まず時代の特色としては、産業革命以前の歴史時代とそれ以後の近・現代とでは根本的にことなることが明確になった。歴史時代は都市と周辺空間は一体化せず、互いに独立した地域としてとらえられ、周辺空間は農村空間であり、都市・農村関係の問題としてとらえられた。分析は主として商品流通の関係で行われ、都市と周辺空間の結合関係が析出された。一方、近・現代の都市・周辺空間の関係は両者を区別して分析されるだけではなく、一方では都市圈という一体化した空間の中でとらえることの必要性が判明した。原理としては都市と周辺空間を「結合の空間」とするばかりでなく、両者の「分断の空間」とすること、また周辺空間は統合された空間としてとらえられるものではなく、不統合の空間としてもとらえる必要が生じた。従って都市中心の機能分化がそのまま都市と周辺空間の関係となり、都市が周辺空間を分離させていく中で、周辺空間は都市の一部となり、対立と統合を深めていく。それ故、近・現代の周辺空間は旧来の農業・村落機能ばかりでなく、宅地化・工業分散・郊外大型商店・観光などを同時に扱う必要があった。これらの諸機能間は必ずしも結合関係ではなく、周辺空間はまとまりを欠くことになる。これをとらえる原理は現在の地理学にはなく、分断空間をとらえる原理が必要である。これについてはまず混在の質の比較研究を進めていくことから始めねばならないと結論した。またわが国の都市・周辺空間の関係は、欧米諸国に比べて、遅れて近代化をスタ-トさせた影響がよく出ていることも判明した。, kaken
  • 基盤研究(B), 2014年04月01日, 2018年03月31日, 26300007, アジア各国の中等教育における地理教育の国際比較, 高田 将志; 内田 忠賢; 浅田 晴久; 出田 和久; 亀山 恵理子; 吉田 容子; 松本 淳; 西村 雄一郎; 帯谷 博明, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奈良女子大学, 13650000, 10500000, 3150000, アジアの中等教育における地理教育の位置づけには国毎に様々な違いがあるものの、後期中等教育で科目としての地理が独立しておらず、社会科の中で取り上げられているパターンと、独立した科目として教えられているパターンに2分されていることがわかった。 内容的には、自然地理の分野で、地学的な内容にまで踏み込んで取上げられるとともに、地形や気候に重点が置かれている国が多く、土壌や植生に関する取り上げ方の少ない国が多いことがわかった。人文地理や地誌的な内容については、日本の中学校学習指導要領に見られた、自国との関係性等を考慮して取り上げる地域を重点化する、という方針と通じるものが見えることがわかった。, kaken
  • 基盤研究(C), 2011年04月28日, 2015年03月31日, 23520953, 現代祝祭のグローバルな伝播に関する比較研究:国内外のよさこいとエイサーの増殖, 内田 忠賢, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奈良女子大学, 2470000, 1900000, 570000, 全国各地、世界各地に増殖する「よさこい(YOSAKOI)」の文化伝播のプロセスやメカニズムについて調査した。よさこいとは、鳴子踊りの集団によるダンスとその競演イベントを指す。本研究では、文化伝播の比較軸として、国内×海外、よさこい×エイサー(沖縄の太鼓踊り)を設定した。私はこれまで国内のよさこいが作る文化や社会を研究してきた。今回、海外でのよさこいを調査できた。特に、ブラジルでのよさこいを調査でき、日系コミュニティや文化を考えた。また、エイサーは国内外ともに、沖縄文化のローカリティが強く、よさこいに比べ、増殖力が弱い。よさこいは現代の日本文化として汎用性が高く、様々なコミュニティに受容される。, kaken
  • 基盤研究(C), 2010年, 2012年, 22520792, グローバル化と地域景観・地域環境の変容・保全-紀伊半島の近現代に着目して, 松本 博之; 内田 忠賢; 高田 将志; 吉田 容子; 帯谷 博明; 西村 雄一郎; 相馬 秀廣, 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奈良女子大学, 4420000, 3400000, 1020000, 本研究では,グローバル化と地域景観・地域環境の変容について、特に紀伊半島における近現代を中心に検討した。その結果以下の諸点があきらかとなった。 (1)1960年代後半からの外材供給の増大にともなう国内材供給量の低下は、十津川流域における植林地の変化に大きな影響を及ぼし、植林地伐採後の落葉広葉二次林景観の出現をもたらしている。 (2)生活基盤が脆弱な紀伊半島和歌山県沿岸部では、近代を通じてグローバル化の2度の波があることが明らかとなった.このうち2度目は最近10年ほどの動きであり,明治期以降第2次大戦前までの1度目のグローバル化を基盤とした歴史的な地域性を引き継いでいる。 (3)経済的な面でグローバル化の進行が顕著な日本社会ではあるが、高齢者個々の「生きられた世界」の構築には、地理的要素や地域の特殊性といった地域間の差異が大きく影響している。, kaken

Ⅲ.社会連携活動実績

1.公的団体の委員等(審議会、国家試験委員、他大学評価委員,科研費審査委員等)

  • 現代風俗研究会, 理事, 2008年04月, 9999年
  • 京都民俗学会, 理事, 2006年04月, 9999年
  • 日本民俗学会, 理事, 2012年04月, 2016年03月, 学協会
  • 2006年04月, 2008年03月, 学協会
  • 日本地理学会, 評議員, 2019年03月, 9999年, 学協会
  • 奈良地理学会, 会長, 2019年02月, 9999年, 学協会
  • よさこい祭り振興会, 審査委員長, 2013年08月, 9999年, その他
  • 高知市観光協会, 特別審査員, 2011年08月, 9999年, 自治体
  • YOSAKOI-SORAN BRASIL大会 実行委員会, 特別審査員, 2012年07月, 2014年07月, その他
  • 国際地理学連合IGU, 地域会議(京都)巡検副委員長, 2013年01月, 2013年10月, 学協会
  • 日本学術振興会, 審査委員, 2012年04月, 2013年03月
  • 日本学術振興会, 専門委員, 2008年04月, 2009年03月, 政府
  • 大学入試センター, 専門委員, 1996年04月, 1998年03月
  • 文部科学省, 大学設置・学校法人審議会 委員, 2018年03月, 2022年03月, 政府
  • 理事会(法人化前), 理事(庶務), 2006年04月, 2008年03月
  • 人文地理学会(法人化前), 理事(庶務), 2006年04月, 2008年03月
  • 人文地理学会, 監事, 2022年11月, 9999年, 学協会
  • 日本民俗学会, 理事, 2020年10月, 9999年, 学協会


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