査読あり, 日本語, 体育思想研究, 近代日本における「気」の思想史試論―「気」から「生命」へ, 鈴木康史, 1999年, 5, 141-159
査読あり, 日本語, 体育・スポーツ哲学研究, 近代日本における「文化」と「スポーツ」の起源に関する研究 ―大正教養派を中心に, 鈴木康史, 1999年, 21, 1, 9-29
査読あり, 日本語, 体育思想研究, 経験・言語・宣伝 -思想史からの嘉納治五郎, 鈴木康史, 1997年, 1, 17-39
査読あり, 日本語, 体育思想研究, 近代日本の身体観の歴史的研究序説 ―問題の設定, 鈴木康史, 1997年, 31-49
査読あり, 日本語, 体育原理研究, 遊び論からの視点―体育・スポーツ共同体、嘉納治五郎それぞれに見る面白さの要素―, 鈴木康史, 1996年, 27, 19-34
日本語, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 亜細亜大陸徒歩旅行者原田藤一郎小伝(前篇)ー大阪・奈良の民権運動と民権家・原田/篠原藤三郎―, 2020年年1月2月日, 17, 57, 73
査読無し, 日本語, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 奈良女子大学文学部, 福島安正のシベリア単騎遠征に関する研究覚え書き ―「事業」としのて冒険・探検と「険を冒す」ことの位置―, 鈴木康史, 2014年, 11, 11, 65-74, 74
査読無し, 日本語, 武庫川女子大学 生活美学研究所紀要, 明治書生の閉じられた冒険―押川春浪の豪傑譚と「バンカラ」なる身体の行方―, 鈴木康史, 2012年, 22, 69-82
査読無し, 日本語, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 奈良女子大学文学部, 押川春浪の『武侠六部作』の構造と読者共同体 ―『冒険世界』に参加する読者たちと媒介者としての春浪―, 鈴木康史, type:Article, 2012年, 9, 9, 19-34, 34
査読無し, 日本語, 現代スポーツ評論, 近代日本におけるスポーツの思想とは何であったのか:近代日本のスポーツ思想史の試み, 鈴木康史, 2010年, 23, 49-60
査読無し, 日本語, 近代教育フォーラム, 教育思想史学会, 明治期日本における「主体」の変容と「身体」のゆくえ, 鈴木康史, 近代日本に西欧思想が流入する中で、人間観の変容が起こるが、それは必然的に身体観をも変化させる。本論ではそうした変容について近代的主体をいかにして表象するかに焦点を合わせながら議論した。啓蒙思想家福沢諭吉は「一身」として法的、経済的主体を表象したが、そこでは「行為する身体」は「精神」とともに「一身」を構成する要素であった。次世代の井上哲次郎は福沢の「一身独立」論を「身体の道徳である」と批判し、自らは「精神」によって哲学的な主体を表象する。それは、心理学者元良勇次郎による統一科学構想の挫折を受けた「心身二元論」の受容によって分節された「精神」と「身体」をいかに考えるのかという問題でもあった。井上は「身体」を排除せず、むしろそれを「精神」=「人格」によって支配する従順な身体を構想した。しかし、そうした政治性に反発する次世代の教養派、人格主義者たちによって、身体は透明化されることとなったのである。, 2009年, 18, 18, 1-14, 14, 10.20552/hets.18.0_1
査読無し, 日本語, 体育原理研究, 教養・身体・体育―新しい教養・身体教育・職業としての体育学―, 鈴木康史, 2003年, 33, 102-105
査読無し, 日本語, 大手前大学人文科学部論集, 明治期日本における武士道論の研究―方法論的議論―, 鈴木康史, 2002年, 2, 65-76
査読無し, 日本語, 現代スポーツ評論, スポーツは文化?―大正教養派と文化の系譜学に向けて, 鈴木康史, 2001年, 4, 71-81
査読無し, 日本語, 筑波大学体育科学系紀要, 明治期日本における武士道の創出, 鈴木康史, 2000年, 24, 47-55
査読無し, 日本語, 体育原理研究, 近代日本における身体観の変容に関する研究―身体と倫理, 鈴木康史, 2000年, 30, 37-40
査読無し, 日本語, 遊戯史研究, 権田保之助の思想史研究序説―権田の思想形成をめぐって, 鈴木康史, 1998年, 10, 1-12
査読無し, 日本語, 体育原理研究, 修養主義と身体に関する研究―身体の第二義化と人格, 鈴木康史, 1998年, 28, 139-142
日本語, 奈良女子大学文学部研究教育年報, 奈良女子大学文学部, 亜細亜大陸徒歩旅行者・原田藤一郎小伝(前篇):大阪・奈良の民権運動と民権家・篠原/原田藤三郎—A brief biography of Toichiro Harada, a walking adventurer across Northeast Asian Countries (part1) : As known as Tozaburo Shinohara/Harada, an activist in Freedom and People's Right Movement around Osaka and Nara, 鈴木, 康史, type:Article, 2020年12月31日, 17, 57, 73
日本語, 武道学研究, 日本武道学会, 武道とマーシャルアーツ:伝統文化と大衆文化のクロスオーバー, Reguli ZDENKO; Andreas NIEHAUS; Wojciech J. CYNARSKI; 井上 俊; 鈴木 康史; 山田 奨治; Andrea MOLLE; David K. GROFF, 2018年03月31日, 50, 3, 165, 218, 10.11214/budo.50.165
日本語, 武道学研究, 日本武道学会, 近代日本における武術の「大衆物語化」についての一般論—日本武道学会第50回大会 ; 国際シンポジウム 武道とマーシャルアーツ : 伝統文化と大衆文化のクロスオーバー ; 大衆文化と武道 : 武道の魅力とは何か?, 鈴木 康史, 2018年03月, 50, 3, 188, 200
日本語, 教育システム研究(奈良女子大学教育システム研究開発センター), 奈良女子大学教育システム研究開発センター, 新指導要領にみる生活科教育の年かと新しい生活科教育のあり方にむけての試論:「生活社会」に住む子どもたちとのその「まなざしの変容」, 鈴木, 康史, type:Article, 2018年03月, 13, 155, 169
日本語, 武道学研究, 日本武道学会, 近代日本における武道の「大衆物語化」についての一試論, 鈴木 康史, 2017年, 50, Supplement, S_10, S_11, 10.11214/budo.50.s_10
査読あり, 日本語, スポーツ社会学研究, 日本スポーツ社会学会, 明治野球の〈遊〉と〈聖〉―遊戯・武士道と押川春浪―, 鈴木 康史, 本研究は、明治時代の野球史を〈遊〉と〈聖〉という視点で再検討しようとするものである。
明治初期に、西洋伝来の「遊戯」として日本に紹介された野球は、「体育」に取り入れられることとなるが、しかし、こうした〈遊〉の「快楽」の利用に対して、もう一つの〈遊〉の世界があった。
日本に野球をはじめて持ち帰った平岡熙は「遊芸」好きの人物である。彼によって始まった日本の野球は当初は江戸的な「遊芸」と同じ〈遊〉なる地平に置かれることになる。だが時代がすすむにつれ、こうした江戸的な心性が消え、〈遊〉の禁欲化が始まる。その例をわれわれは正岡子規に見ることができる。子規は野球の「愉快」を屈託なく語った人物として名高いが、その背景には平岡の「遊芸」的な世界のうち「酒色」にまつわる部分を不健全として禁欲する、そのような〈遊〉の世界の分割が確認できるのである。
こうした〈遊〉の禁欲化はさらに第一高等学校において進められる。そこにおいては「武士道野球」が発明されることになるが、明治20 年代には、まだ野球はその「愉快」さで価値づけられており、武士道化が始まるのは、明治30 年代に入ってからである。今回はその始まりを一高の校風論争に確認した。剣道部の鈴木信太郎がはじめて「武道」(そこには野球も「新武道」として含められている)による「精神修養」と「武士道振起」を語るが、それは〈遊〉が〈聖〉なる苦行の手段として位置づけられるという事態であった。
それに対して、明治末に「武士道野球」を語った押川春浪は、少し異なった場所にいる。春浪は野球を「武術」化して「精神修養」せよと語るが、しかし彼のスポーツ実践はこうした禁欲的な修練のたまものではなく、むしろ一瞬一瞬を面白く遊ぶものであった。彼はそこで武士的な実践を模倣することで武士の精神を体現する。これは「世俗内禁欲」としての〈聖〉なる武士道野球に対する対抗的な〈遊〉ぶ身体なのである。, 2016年, 24, 2, 21, 39, 10.5987/jjsss.02-04
和合亮一が語る福島 "講演会・インタビューと奈良女子大生の福島訪問記", かもがわ出版, 鈴木康史, 編集, 2015年04月, 日本語, 査読無し, その他, 9784780307566
オリンピック・スタディーズ, せりか書房, 鈴木康史; 清水諭ほか, 分担, 2004年07月, 日本語, 査読無し, その他
日本人とスポーツの相性『第一高等学校における「壮」的なるもの』, 創文企画, 鈴木康史; 中村 敏雄, 2002年09月, 日本語, 査読無し, その他
スポーツ・マネジメント, 大修館書店, 鈴木康史, 1995年, 251-255, 日本語, 査読無し, その他
疫病の近代 : コロナ禍にたどる病との戦いと生活・一四章, 奈良女子大学文学部人間科学科教育学・人間学コース, 奈良女×文化2021編集委員会; 鈴木, 康史, 2022年03月, 179p, 日本語, その他
いだてんを追へ : 史料から読み解く「いだてん」: 奈良女×文化的「東京オリンピック噺」2019, 奈良女子大学文学部人間科学科教育学・人間学コース, 奈良女×文化2019編集委員会; 鈴木, 康史, 2020年03月, 191p, 日本語, その他
街で語る、街を語る : 変わりゆくひと・まち・文化をめぐる11の記録, 奈良女子大学文学部人間科学科教育学・人間学コース, 奈良女×文化2018編集委員会; 鈴木, 康史, 2020年03月, 111p, 日本語, その他
冒険と探検の近代日本 : 物語・メディア・再生産, せりか書房, 鈴木, 康史, 2019年02月, 289p, 日本語, その他, 9784796703796
押川春浪研究, 0, 0, 0, 競争的資金
近代日本のユース・カルチャー史, 0, 0, 0, 競争的資金
近代日本の冒険・探検の社会史, 0, 0, 0, 競争的資金
嘉納治五郎研究, 0, 0, 0, 競争的資金
旧制高校におけるスポーツと文学の文化史, 0, 0, 0, 競争的資金
戦前期武士道論の研究, 0, 0, 0, 競争的資金
明治期心身論哲学の歴史社会学的研究, 0, 0, 0, 競争的資金
A Study of Kano Jigoro, 0, 0, 0, 競争的資金
Cultural History of Sport and Literature in Pre-War Higher Educatuion, 0, 0, 0, 競争的資金
A Study on Bushido Movement in Pre-War Japan, 0, 0, 0, 競争的資金