若手研究(B), 2016年04月, 2020年03月, 16K16786, 研究代表者, 性差・国家の狭間の文学:英国女性科学者と英国人妻・娘による近現代日本の表象, 雲島 知恵, 日本学術振興会, 科研費, 奈良女子大学, 0, 0, 0, 本研究は、明治期から昭和初期の日本を訪れた英国人女性科学者(Matilda Chaplin Ayrton, Marie Stopes)、また日英の国際結婚から生まれたミックス・レイスの女性(Yei Theodora Ozaki)の旅行記、及び文学作品に注目し、ジェンダー、人種の狭間に置かれた女性達が、文筆活動を通して、制度化された差異の境界線を乗り超える、或いは引き直す作業を描いた。開国後の日本が、ヴィクトリア朝後期の新たな女性観と相まって、女性作家達に新たな言説の場を与えていたことも明らかにした。, 競争的資金, kaken;rm:books_etc;rm:presentations