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 研究院
 自然科学系
 生物科学領域
教授
安田   恵子
YASUDA Keiko

1956年生まれ

その他の所属・職名
理学部 化学生命環境学科 生物科学コース
理学部 化学生命環境学科 生物科学コース
人間文化研究科 博士前期課程 生物科学専攻
人間文化研究科 博士後期課程 共生自然科学専攻

職歴
助手  1994/04/01-1996/03/31 
講師  1996/04/01-2013/03/31 
准教授  2013/04/01-2015/12/31 
教授  2016/01/01-現在 

出身大学院
奈良女子大学    理学研究科  生物学  1982  修了  国内   

出身学校
奈良女子大学  理学部  生物学  1980    国内   

取得学位
博士(医学)  京都大学   
修士(理学)  奈良女子大学   

研究分野
動物生理・行動 
生殖内分泌学 

キーワード
生殖内分泌 卵巣 精巣 

研究テーマ
哺乳類卵巣の卵胞発育に関する研究  卵胞,顆粒膜細胞,莢膜細胞  1994-    哺乳類卵巣にある卵胞は卵母細胞を囲んで、その周囲を顆粒膜細胞が、基底膜を介してその外側を莢膜細胞が取り囲んだ構造をしている。原始卵胞は卵母細胞の周囲を一層の顆粒膜細胞が取り囲んだ構造で莢膜細胞層は存在しない。卵胞が発育するつれて、顆粒膜細胞が増殖し、その周囲に莢膜細胞層が出現し、成熟するにつれて数層に発達する。卵胞発育の調節機構についてはこれまで形態学的手法やin vitroでは莢膜細胞、顆粒膜細胞単独の培養系で検討されてきた。われわれはコラーゲンゲルを使用し、「卵胞」というユニットでの三次元培養を試みている。発育を開始し、莢膜細胞が一層形成された二次卵胞はFSH存在下では、顆粒膜細胞の増殖、卵胞直径の増大は見られるが、莢膜細胞層の発達がなく、卵胞腔は形成されず、崩壊する。「卵胞」の培養系に卵巣間質細胞を加えて共培養すると、卵胞の周囲が数層の細胞層で取り囲まれるようになり、卵胞腔も出現する。in vitroでの卵胞周囲の細胞層の形成は二次卵胞以降の発育段階以降の卵胞で観察され、それ以前の未成熟な卵胞では観察されない。どのようなメカニズムで卵胞周囲に細胞層が形成されるのか、またこの細胞層が莢膜細胞に分化しているかどうかについては、これからの検討課題である。また卵胞発育段階にしたがって、卵胞に存在する細胞外基質や細胞間接着分子も変化する。莢膜細胞層にはコラーゲンタイプIVやラミニンなどの基底膜構成要素の存在がみられるが、顆粒膜細胞層にはほとんどみられない。また、Thy-1というグロブリンファミリーに属する細部外基質は莢膜細胞層に存在が確認されるが、二次卵胞で最も強く存在が確認され、その時期にのみ顆粒膜細胞間、顆粒膜細胞-卵母細胞間にも存在が認められる。顆粒膜細胞におけるThy-1の発現はFSHによって調節されていることが確認された。二次卵胞は莢膜細胞層が発達される時期であ
哺乳類精巣ライディッヒ細胞の分化調節機構の解明  ライディッヒ細胞、精巣、アンドロゲン、黄体形成ホルモン  2001-  哺乳類の精巣ではテストステロンを産生するライディッヒ細胞は胎仔型と成体型の2つのポピュレーションがあることが知られている。成体型ライディッヒ細胞は思春期に出現し、その個体の雄性化と生殖に関与するが、その分化を調節するしくみについてはよくわかっていない。これまで脳下垂体前葉から分泌されるLHが重要であるとされてきたが、近年、LHレセプターの発現が成体型ライディッヒ細胞の分化開始後にみられるため、成体型ライディッヒ細胞の分化についてはいまだわからない点が多い。我々は特にアンドロゲンに着目して成体型ライディッヒ細胞の分化調節機構について検討してきた。その結果、アンドロゲンは成体型ライディッヒ細胞の前駆細胞の増殖を促進すること。また成体型ライディッヒ細胞の分化の第1段階はテストステロン産生時に不可欠な酵素である。3β-hydroxysteroid dehydrogenase(3beβ-HSD)の獲得とされてきたが、その前段階としてアンドロゲンレセプターがまず獲得されることを見い出した。成体型ライディッヒ細胞の分化開始はこれまで考えてきたよりもさらに早い時期と考えられる。現在、アンドロゲンレセプター発現を調節する因子について検討している。
ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  卵胞発育 ペプチド性伝達分子  2012- 
レーザープラズマ軟X線顕微鏡による細胞小器官の構造の解析  レーザープラズマ軟X線顕微鏡   

共同・受託研究実績
ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  2017/04-2018/03  国内共同研究 
ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  2016/04-2017/03  国内共同研究 
ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  2015/04-2016/03  国内共同研究 
ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  ペプチド性伝達分子が制御するマウス卵胞発育の新機構の解明  2014/04-2015/03  国内共同研究 
マウス精巣ライディッヒ細胞の顕微分光測定  自然科学研究機構分子科学研究所極端紫外光研究施設  2014/04-2015/03  国内共同研究 
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著書
Effects of endocrine disrupting substance on the development of gonads and immune organs in birds and fishes.  2002      Razia S 他 11名     
Ovarian cytokines in regulation of granulosa cell function. (共著)  1993  Progress in Endocrinology : The proceedings of the Ninth International Congress of Endocrinology, Nice  577頁       
Granulosa cell immunotropism. (共著)  1992  Recent Advances in Ovarian Function : Basic and Clinical Researches.  31頁       
Differential function of Luteal cell types in human and porcine luteogenesis. (共著)  1992  Local Regulation of Ovarian Function : The Proceedings of the Second Organon Round Table Conference, Lund  11-15巻277頁       
Growth factor modulation of gonadotropin action on porcine granulosa cells. (共著)  1990  Advances in Assisted Reproductive Technologies  93頁       
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論文
Repalcement of quinolines with isoquinolines affords target metal ion swiching from Zn2+ to Cd2+ in the fluresent sensor TQLN (N,N,N',N'-tetrakis(2=quinolylmethyl)-2,6-bis (aminomethl)pyridine)  Dalton Trnsactions  学術雑誌  共著  46, 632  2017  Mikata Y, Takeuchi A, Kaneda M, Konno H, Yasuda K, Aoyama M, Tamotsu S    10.1039/c6dt03948k   
The protein phosphatase 6 catalytic subunit (Rpp6C) is indispensable for proper post-implantation embryogenesis.  Mechanisms of Development  学術雑誌  共著  139, 1-9  2016         
Dwarf males in the epizoic barnacle Octolasmis unguisiformis and their implication for sexual system evolution  Invertebrate Biology  学術雑誌  共著  134, 162-167  2015  Kota Sawada, Ryuta Yoshida, Keiko Yasuda, Sachi Yamaguchi, Yoichi Yusa       
Isoquinoline-derivatized tris(2-pyridylmethyl)amines as fluorescent zinc sensors with strict Zn2+/Cd2+ selectivity  Dalton Transductions  学術雑誌  共著  43, 10751,10759  2014  Yuji Mikata,*a,b Keiko Kawata,b Saaya Takeuchi,b Kaori Nakanishi,b Hideo Konno,c Saori Itami,d Keiko Yasuda,d Satoshi Tamotsud and Shawn C. Burdettee       
8-TQEN (N,N,N′,N′-tetrakis(8-quinolylmethyl)ethylenediamine) analogs as fluorescent cadmium sensors: Strategies to enhance Cd 2+-induced fluorescence and Cd2+/Zn2+ selectivity  RSC Advances  学術雑誌  共著  4, 12849-12856  2014  Mikata, Y.,Takekoshi,A.,Nodomi,Y.,Aoyama,M., Yasuda, K., Tamotsu, S., Konno, H.,Burdette, S.C.       
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研究発表
学会発表  マウス精巣血管新生におけるプエオキネチシン2の役割  第41回日本比較内分泌学会大会及びシンポジウム  2016/12/10 
学会発表  トランスクリプトーム解析によるマウス卵巣莢膜・間質細胞特異的発現遺伝子の同定  第41日本比較内分泌学会大会およびシンポジウム  2016/12/10 
学会発表  性周期におけるマウス卵巣内マクロファージおよび末梢血単球のFSH受容体発現の変動  第41回二本比較内分泌学会大会及びシンポジウム  2016/12/10 
学会発表  Identification of mouse ovarian interstitial cell-specific genes by transcriptome analysis.  The 22nd International Congress of Zoology and The 87 th meeting of Zoological Society of Japan  2016/11/18 
学会発表  Identification of mouse interstitial cell-specific genes by transcriptome analysis.  CompBiol 2015 Hiroshima  2015/12/12 
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担当授業科目
恒常性の生理学 
個体・集団生物学特論3 
生物形態発生学実習 
卒業研究I 
卒業研究Ⅳ 
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所属学会
日本生殖内分泌学会 -現在  国内
日本内分泌学会 -現在  国内
日本比較内分泌学会 -現在  国内
日本発生生物学会 -現在  国内
日本動物学会 -現在  国内
近畿支部委員 2011/01-2012/12